シェアする

まるでパワーストーン!?うれし涙の結晶【ある日のカフェめし:031】

タイトル

先日行った、キッチン男子部のイベント「【レポート】巻いて包んでおもてなし!キッチン男子部おもてなしイベント第10杯目「KD’s rock’n’roll!!」を行いました!」にて、お土産としてお出しした「うれし涙の結晶」(2種の琥珀糖)というものを作ったのですが、あんまりスイーツを作らない自分としては、とてもいい勉強になりました。

材料も少なく、カンタンにできるのですが…混ぜるものによって、乾燥時間にかなりばらつきがあり、できあがるまでに時間がかかります。でも、できた時のカタチや食べた時の食感がすごいいいものなので、お菓子を育てるつもりで作ってみてもいいと思いますよ(๑′ᴗ‵๑)

スポンサーリンク




作り方

琥珀糖のレシピは、幽ユウ (@Crab000) さんがTwitterで呟いていたものを元に作ってみました。

材料

糸寒天 5グラム 5g
グラニュー糖 350g
200cc
色や味をつけたい液体 適量

では、さっそく作ってみたいと思います。

角寒天を水に一晩つけて戻します。

寒天

寒天の水気を切り、鍋に水をはって、戻した寒天を煮溶かします。

寒天を鍋に

寒天を煮たあと、ぱっとみ分かりませんが、寒天のかすのようなものが残っているので、ザルで漉しておきます。

残りカス

別の鍋に漉した寒天水にグラニュー糖をそそぎ、弱火で焦げないように混ぜながら、とろーっと糸が引くぐらいまで火にかけます。

グラニュー糖投入

固めるための型として、空の牛乳パックを用意します。高さを一定にしたかったり、はじめから四角くカットするのではなく、私が作ったような鉱石っぽくするのであれば、バットやタッパーで作ってもいいかもしれません。

タッパー

完全に溶けたら、寒天砂糖水を容器に移します。ここに色をつけたいものを一緒にいれて混ぜます。色をまんべんなく付けたいのならしっかり混ぜ、まだら模様や一部だけ色を付けたいのであれば、寒天砂糖水を型に入れた後に、着色したい液体を投入して、ざっくり混ぜます。

型に投入

そのまま粗熱を取ると、だいたい1時間ぐらいで寒天砂糖水が固まりますので、冷蔵庫にいれてしっかり固めてから切り出します。

切り出し方

パワーストーンに見立てて作ろうと思っていたので、ざっくりとカットして成形していきました。あとで食べてみて思ったんですけど、分量をみれば分かりますが、結構甘いので、ひとくちサイズを意識してカットしていくといいかと思います(๑′ᴗ‵๑)

カット

鉱石っぽくするのには、包丁でランダムに直線にカットするのと、包丁の刃で削るようにしてギザギザのアクセントをつけるとそれっぽくなります。

カットその2

カットしてカタチを大まかに決めたあとに、削った琥珀糖のかけらをある程度まとめてくっつけることで、より鉱石らしくなりますし、一口大にカットしたものをいくつかまとめた後に、カットしたかけらを、パーツの間のスキマを埋めたり、倒れそうな部分の土台として使えば、まるで錬金術師の気分が味わえます(笑)

ローズクォーツ

固まるまでの時間と注意点

色を付ける液体にもよるかと思いますが、何も混ざってない部分(純粋な寒天砂糖水の部分)は、1日ぐらいで表面が固まってきました。今回はグレープジュースとジャックダニエルを使ったんですけど、グレープジュースよりもジャックダニエルの方が固まりにくい印象を受けました。

アルコールが入っているリキュールなどを使うのであれば、それなりに時間がかかると思った方がいいかもしれません。

作り始めて5日目、イベントの前日になっても、乾いていない部分があったので、最終手段で扇風機を当てて乾かすという荒技をしました(笑)部屋の湿度などにもよりますが、どなたかのプレゼントなど、日程が決まっているのであれば、余裕を見て一週間ぐらい前から作った方がいいかもしれません。

そんな感じで完成したうれし涙の結晶。イベントでもよろこんでいただけましたヽ(=´▽`=)ノ
寒天、砂糖、水。そして着色したい液体を用意するだけなので、気長に作りたいなぁ…って思っている方は、ぜひぜひチャレンジしてみてくださいね(*´∀`*)

ある日のいんすたさん

これを作ってる時、まさか前日まで乾かないとは思ってもみませんでした(笑)

今回のお話はこの辺で。ではまた•̀.̫•́✧

おもてなしのお土産は、こちらもオススメですよ(*´∀`*)

お知らせ

Instagramを含む、料理SNSにも食関連の投稿を随時更新中!よろしければフォローしてみてくださいね(≧∇≦)

miil
Instagram
snapdish



The following two tabs change content below.
1972年生まれ。東京都八王子出身・中野区在住。食と料理を通じて、コミュニケーションを楽しむ研究をする「食と心の研究家」として活動中。おもてなし料理クリエイター集団「キッチン男子部」の顧問も。 その他にはグラフィックデザイナーと、デジタル機器やデジタルサービスを駆使して、いつでもどこでも人生を謳歌する「デジタル寅さん」として活動中。デジタルの楽しさを知ってもらうためのデジタルサポートを行っています。
スポンサーリンク