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常備菜のこと。料理のこと。自分に寄り添うこと。〜飛田和緒さんのコラムを読んでみて〜

タイトル

レシピ開発用に買ってきた鶏肉が余ったので、常備菜として鶏チャーシューを作っています。

余熱を通している時に、ふと調べたいことがあって検索をしていたら、料理研究家の飛田和緒さんのコラムを見つけまして、コーヒーをすすりながら読んでいました。

切っておくだけ、茹でただけ。それだって立派な常備菜!

常備菜のことを書かれているんですけど、その中でとても心に残った一文があり「ああ、そうだよねぇ」と、頷きすぎてコーヒーをこぼしそうになった事があったので、記事にしてみました(笑)

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途中でもいいという完璧を求めないカタチ

コラムを読んでいて、心に残った一文はこんな内容でした。

常備菜って、最後まで総仕上げしないものもあっていいと思うんです。ただ切ってある、ただ茹でてある。後は味付けするだけ!という状態。

引用元:【特集|フィットする暮らしのつくり方】第2話:お料理も、暮らしも、欲張らない。 – 北欧、暮らしの道具店

必ずしも常備菜=カンタンに調理できる、ではない

Instagramや料理本、料理ブログを見ていると、週末に一週間分の常備菜をずらっと並べている方の写真を時々見かけます。

ホントに料理が好きで好きでたまらなくて、作らずにはいられないという方なら、それはそれは幸せな時間なんだろうなぁって思うんです。

常備菜を作る理由も人それぞれで、まとめて作っておけば、日々の調理時間の節約になり、家でご飯を食べる以外にも、お弁当のおかずにしたりと、確かに便利ですよね。

でも、常備菜のレシピをみると、カンタンに調理できるといいつつも、けっこうな労力がかかるものもあります。他には週末、1週間分の常備菜を作ろうと、土曜日の半日をかけて作ったり。

どちらも料理をあまりしたことのない人や、休み日ぐらいゆっくりしたいって方からすれば、かなりのストレスになります。

私は料理が好きなほうで、たまに常備菜を作りますけど、ホント気まぐれで作ります(笑)

自分の理想像って、どこからでてきたんでしょうか?

「にんげんだもの」って、あいだみつをさんじゃないですけど、どんなにがんばってもできないことだってあるし、時には休んだりサボったりしたい時だってあります。

例えば専業主婦の人や、今回取り上げた飛田和緒さんのように、お子さんがいらっしゃるご家庭であれば、料理に対して時間が割けないことだってあるかと思います。

自分でこうありたいという環境や立場、スタイル、生き方、考え方はあるかと思いますが、無理せずに、自分ができる範囲内でやれることをやってみたり、時には思い切って「今日はやーめた!」ってサボっちゃうのもアリかと(笑)

飛田和緒さんのコラムの最後には、こんなことが書かれていました。

料理も、暮らしも、欲張らない。
一度にたくさんは欲張らないで、今の自分が本当に大切だと思うことをしっかりと胸に抱きかかえておく。

引用元:【特集|フィットする暮らしのつくり方】第2話:お料理も、暮らしも、欲張らない。 – 北欧、暮らしの道具店

欲張ってはいけないワケではないと思います。

ですが、欲張りすぎて過度にストレスを感じたりして、何も手につかないことがあるのなら「最後までできるかわからないけど、これだけは手をつけてみよう」ぐらいな気持ちで、料理のこと、常備菜のことを見つめてみるのもいいかもしれませんね(≧∇≦)

あんじゅの思うトコロ

料理に限らずですが、どこか「こうでなきゃいけない」とか「ちゃんとしないと」という思い込みは、意外なところで気がつきます。

体裁とかプライドとかってことで表面化することもありますけど、それはそれで気がついて「よかった」んですよね。

別にプライドを持っていてもいなくてもどちらでもいいんですけど(笑)それがもし、自分を苦しめていたり、面倒くさいことになっているのなら、持っている理由を見つけようとせず、他の方法をやってみたいって思ったら、やってみてもいいと思います。

そうすることで、何が自分にとって大事なのかが分かる。それってすごい宝物だと思いますので(*´∀`*)

常備菜を作るとき、今回ご紹介した飛田和緒さんのお考えのように、最後まで仕上げずに、ただ切ってある、ただ茹でてあるだけでもいいし、今日はちょっと休もうってことにしてもいい。

その時その時の、自分の気持ちに寄り添ってみて、決めてもいいんじゃないでしょうか?そうすることで、自分にも他人にも優しくできるような気がします。

常備菜のこと、料理のことについて考えることがあったら、ぜひぜひ意識して見て下さいね。

杏珠
以上、冷凍モノもジャンクフードも気にせず食べる杏珠でした。それではまた!



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1972年生まれ。東京都八王子出身・中野区在住。食と料理を通じて、コミュニケーションを楽しむ研究をする「食と心の研究家」として活動中。おもてなし料理クリエイター集団「キッチン男子部」の顧問も。 その他にはグラフィックデザイナーと、デジタル機器やデジタルサービスを駆使して、いつでもどこでも人生を謳歌する「デジタル寅さん」として活動中。デジタルの楽しさを知ってもらうためのデジタルサポートを行っています。
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