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42歳の夏にもらった、母からのプレゼント

母のご飯

ちょっと実家に用がありまして、こないだ帰省(?)したんです。

実家に着いてから、お約束の親子の会話というかなんというか、母親からは「最近はどうなの?」と聞かれましたので、仕事のことを中心に近況報告をしたんです。

自分がやっている仕事って色々あるので、それぞれの事を話すわけですが、これ1本って決めているわけでもなく、そういった生き方があんまり理解されていないようです(笑)

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杏珠(あんじゅ)という業種

キッチン男子部の活動もそうですけど、食と心の研究家として活動をはじめたのが去年からなので、私が食に関する仕事をしているという認識がなかった母。

デザインの仕事だったり、デジタル寅さん(デジタルサポート)の仕事も、それぞれの仕事の話をするとき、なんとなくは理解してもらえているようなんですけど、いつも話の途中で「ま、元気ならいいのよ。健康には気をつけてね。」で締められます(笑)

全部理解してもらえるとは思っていませんから、それはそれでいいんです(≧∇≦)

心配されず、過度に干渉されず「あなたの好きなようにやりなさい」って思われているのは、すっごいありがたいですから(笑)

ですが今回、食の活動の話をしてたら、ちょっと対応が違ってたんです。

盛り付けのチカラ。写真のチカラ。

ちょうど仕事の打ち合わせがあったので、ノートパソコンを持っていたので、a+cafe(あとカフェ)のブログやInstagramSnapDishミイルで投稿した料理記事や写真をとりあえず見せていきました。

はじめはなんとなく眺めながらあーだこーだと言っていたんですけど…次第に黙るようになって、私の話を黙って聞くように。

ひとつふたつじゃなくて、何十もの料理写真を見せて「あ、ちゃんと料理のことやってるんだ」って、どっかで分かったんですかね?

まさか、ブログやSNSが、自分の活動を親に理解してもらえる材料になるとは思ってもみませんでした(笑)

42歳の夏にもらった、母からのプレゼント

一通り話し終わったら、おもむろに「ちょっとまってて」といい、引き出しからあるものを持って来ました。それがこれ。

パールアガーレシピ

「このパールアガーは、あなたの料理にきっと役に立つし、武器にもなるから、試してみなさい。」

お店で出していた母のレシピでもなく、なにかの食材や調味料そのもの、というわけでなく、このパールアガーのレシピの印刷物。

大げさですけど、生まれてきてからベスト3ぐらいに嬉しいプレゼントでした。

私の作った料理の写真を見て、盛り付けに役に立ちそうだろうと思って情報をくれたこと。そして、親子ではじめて共通の仕事の経験の話ができたこと。

今年で母が75歳、私が43歳。2015年の夏に、まさかこんなことになるとは、思ってもみなかったプレゼントをいただいたお話でした(*´∀`*)

パールアガーとは?

ちなみにパールアガーとは、寒天やゼラチンに似た、食品をゲル状にできる商品です。

あんじゅが思うトコロ

プロの料理人ではない私にとって、まだまだ料理のことは知らないことだらけです。知らないからこそ、知る楽しみもありますし、無茶なことをやれるという側面もあります。

せっかく母からいただいたプレゼントなので、次回のキッチン男子部のイベントにて、このパールアガーを使った料理をお出しすることにしました(笑)


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140620 yajirushi
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1972年生まれ。東京都八王子出身・中野区在住。食と料理を通じて、コミュニケーションを楽しむ研究をする「食と心の研究家」として活動中。おもてなし料理クリエイター集団「キッチン男子部」の顧問も。 その他にはグラフィックデザイナーと、デジタル機器やデジタルサービスを駆使して、いつでもどこでも人生を謳歌する「デジタル寅さん」として活動中。デジタルの楽しさを知ってもらうためのデジタルサポートを行っています。
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コメント

  1. […] パールアガーを使った料理を、以前「42歳の夏にもらった、母からのプレゼント」という記事で書きましたが、このジュレソースでつかうことにしました。 […]