どうも。枝豆は茹でより、焼き派です。俳優・マジシャン・フードプレゼンター(料理・盛りつけ研究家)の三浦ユークです。
食べ方の好みも人それぞれ。その人の『こだわり』ってありますよね。でも『こだわり』って『こだわり』だしたらキリがない。「ホント凝り性なんだかー、いい加減にしてよ(# ゚Д゚)プンスカ!」と怒られた経験も『こだわり』さんならおありでしょう…。
特に『野菜』は面白いなーと思います。近所の八百屋さん巡りをしたり、遠出した時は道の駅や直売所を覗いてみたり。直売所は生産者の方と直接お話しができたりする機会もあるので、それが楽しみのひつでもあります。
先日、私こと三浦“こだわーり”ユークは鎌倉野菜の直売所を訪れました。その時のほんわかストーリーと、鎌倉野菜を使ったレシピをご紹介しますね!
地元の野菜を頂く
鎌倉野菜の直売所を調査!
その日は、ふらっと鎌倉へ。そうだ、直売所行こう。
鎌倉駅から歩いて直ぐだから便利なんですよね。
▲鎌倉市農協連即売所、通称「レンバイ」。「農家の人たちが自ら販売し、自立しよう」という外国人牧師の助言があり、1928年よりスタート。日本にもマルシェ文化をってことですよね!ナイス助言ありがとう牧師さん!
こじんまりとしたスペースに鎌倉野菜がズラリ!
あんな野菜やこんな野菜が、お手軽なお値段で!見たこともない品種や、茄子だけでも何種類もあって、見てるだけで楽しい。女子が靴売り場で目をキラキラさせるかのごとく、物色。
さて、珍しい野菜たちを愛でつつも、お目当の野菜を探しておりました。
そして、お目当て発見!よっしゃ!
……が、そこのおばちゃんがスヤスヤと気持ちよさそうに、扇風機の風に当たりながら熟睡しておりましたので。スルー。
▲形は不揃いでも味は折り紙付き!お値打ちな物ばかり!
ちなにみお目当ての野菜は「バターナッツかぼちゃ」!
泣く泣くお目当てのバターナッツかぼちゃを諦め…( ・´ー・`)未練タラタラ…
▲ひょろっとした茄子。そーいえば白い茄子ってあんまり見ないね。
直売のおじちゃんから「うちの白茄子はうまいよー、火を通すとトロッとして最高なんだよ!」というナイスセールストークで、ひょろっとしたヤツか、丸っとしたヤツか悩むこと2秒……丸々太った方をゲット!
▲今回ゲットした輝かしい戦利品!畑の宝石や~( ゚Д゚)
さあ、鎌倉野菜で料理だ!
まずは、カラフルなスイスチャード!
和名は不断草(ふだんそう)。最近、スーパーでも見かけるようになってきましたね。茎や葉脈が赤や黄色だったりと、カラフルな色彩が特徴。鉄分の多いホウレン草みたいな味わいで、しっかりとした葉の食感。この味と食感を生かすなら、軽く湯通しして、お浸しがいいよね( *´艸`)
- スイスチャードを水洗いし、3cm幅に切る。
- 鍋でたっぷりのお湯を沸かし、スイスチャードの茎部分を20秒茹で、残りの葉先を加え、さらに20秒茹でる。
- 冷水にさらして、水気を切る。
- 梅干しは種を取り除き、包丁でたたく。
- スイスチャードに梅干し、醤油、鰹節を加え、よく和えて、白煎りごまをかけ完成。
さて、続いては茄子たちの出番ですよ!
材料
白茄子 1個
ひも茄子 1個
塩 適量
片栗粉 適量
揚げ油 適量
鶏挽肉 100g
★日本酒 大さじ4
★みりん 大さじ2
★八丁味噌 大さじ2
★砂糖 大さじ1・1/2
★ハチミツ 小さじ1
木の芽 適量
作り方
- 鶏挽肉を少量の油を敷いたフライパンで炒める。
- 鶏肉に火が通ったら、混ぜ合わせた★の調味料を加え、とろみがつくまで煮詰める。
- 白茄子は縦半分に切り、切った面に包丁を格子状に入れる。ひも茄子は短冊切りにする。
- カップ1の水に対して、大さじ1の塩と溶かし、塩水を作る。そこに茄子を10分程度浸け、アク抜きをし、水気をよく切る。
- 水切りした茄子の両面に片栗粉を薄くまぶす。
- 170度の油できつね色になるまで揚げる。
- 器に茄子を盛りつけ、上から鶏挽肉味噌をかけ、木の芽を散らし完成。
POINT!
肉味噌を煮詰める時は焦げやすいので、火加減を注意しつつ、よく混ぜながら煮詰める。
残った肉味噌は、うどんやラーメン、冷奴にのせても美味しいよ。
合わせ味噌でも美味しいけど、やっぱり『八丁味噌』を使った方が、風味があって断然美味!
感謝を込めて「いただきます」。
普段、何気なくスーパーや八百屋で買っている野菜。
そこには作り手さんの『想い』があるんですよね。実際にその野菜を作っている人から直接買わせていただくということで、「大事に調理しよう」「残さず食べよう」という気持ちになりました。
全ての食材には、多くの人の『こだわり』という想いが込められているんですよね。
「いただきます」という感謝の言葉は、食材の命を「いただく」と同時に、作り手さんの食材に対する想いも「いただく」という意味もあるのかな、と感じました。
地野菜の恵みと、それに携わる人とのあたたかい出逢いに感謝。
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