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引き継がれていく「特製焼き鳥のタレ」

何かを引き継ぐこと。

それは、そこにある思いや気持ち、雰囲気とか、時間と歴史が重なっています。a+cafe(あとカフェ)ラボにある、そんないろんなものが引き継がれている調味料のひとつが、今日紹介する焼き鳥のタレです。

焼き鳥のタレ

この、継ぎ足し継ぎ足し作ってる焼き鳥のタレ、いろんなものが込められてます。

今回は、そんな特製焼き鳥のタレのお話をしてみたいと思います。

詳細は以下に。

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特製焼き鳥のタレの作り方

串打ちした時の、残ったテールの骨と、捌いたときにとっておいた鶏皮をこんがり焼いた後、醤油、みりん、酒、砂糖を入れて煮詰めてから、以前作ってあったタレと混ぜ、とろ火でじっくり煮詰めます。

焼き鳥のタレ

すると、骨や皮から出てくる油と旨味が鍋の表面に現れてくるので、その様子をみます。

「ふつふつ」いう煮立った音と会話をしながら、なんとなく「もういいよー」って感じになったら、容器に移し替えて何日か寝かせるんです。

すると…不思議なんですよね、作った後と寝かした後では、深みと味が違うんですよ(๑′ᴗ‵๑)パスタソースの乳化と一緒で、バラバラだったものが1つに馴染んでまとまっていく…そんなかんじです。

できあがったタレは、もちろん焼き鳥に使いますし、隠し味や調味料としても。

たくさん作らなくても、いい

お店で出すぐらいの、たくさんの量を作る必要がないので、私はフライパンで作ってから、ドレッシングを入れる容器に入れて保管します。こうすることで、串に刺した焼き鳥にタレを浸けるとき、少ない量でまんべんなく浸けることができます(*´∀`*)

ドレッシングの容器で保存

鶏皮ごまだれうどん

作った焼き鳥のタレを使って、ごまだれうどんをちゃっちゃと作ってみました(*´∀`*)

  1. 白だしに、すったごまと醤油、みりん、酒を入れて煮立てておきます。
  2. 煮立ったら、ざくざくって切った野菜を入れて、野菜に火を通しておきます。
  3. こんがり焼いた鶏皮に焼き鳥のタレをまぶして、野菜をたっぷり入れたうどんに盛りつけます。
  4. 仕上げに溶き卵をざっとかけて、万能ネギ、冷凍しておいた青梗菜のおひたしを盛りつけて完成!
  5. 野菜、鶏皮、ゴマだれと共にいただくと…はあぁ…うっとりしちゃいますね(๑>◡<๑)

あんじゅが思うトコロ

元々、別のものを組み合わせることで、まったく違うものになることを楽しむ、それも料理の醍醐味でもあったりします。

ただ、即席で焼き鳥のタレを作る事と、こうやってじっくり継ぎ足して作るタレは、どちらが良い悪いということではなく、それぞれの味わいがあるってことです。

はさみ

▲自分で串打ちしたハサミ(ねぎま)と特製ダレの相性は絶品♪

食と心の研究家としては、こういった「食」を通じて、楽しい発見を見つけてもらえたらなぁ…っていつも思います。

焼き鳥のタレ、食イベントでお出しできるときがあれば、ぜひぜひご賞味下さいませ(*´∀`*)


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1972年生まれ。東京都八王子出身・中野区在住。食と料理を通じて、コミュニケーションを楽しむ研究をする「食と心の研究家」として活動中。おもてなし料理クリエイター集団「キッチン男子部」の顧問も。 その他にはグラフィックデザイナーと、デジタル機器やデジタルサービスを駆使して、いつでもどこでも人生を謳歌する「デジタル寅さん」として活動中。デジタルの楽しさを知ってもらうためのデジタルサポートを行っています。
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